Friday, May 20, 2005

4th Meeting: Music as a Teaching Tool (Japanese version)

会議報告書

ETJ宮崎支部会議

2005年5月15日(日曜日) 

議題:「教育手段としての音楽」について

今回のETJ宮崎支部会議に出席していただいた人数は、ETJのメンバーを含め22名でした。

コーディネーターを務めるSayed Mohamed氏による歓迎の挨拶で始まり続いて、秘書である河野留美子さんがETJについて簡単な説明及び講演者らの紹介をしていただきました。

今回の会議の構成につきましてはまず第一部に招待講演者らによる内容豊富な講演会と第二部においては公開討論の場を設けて今回の議題についてグループディスカッションを取り入れ議論を交わしました。

[第一部]:3名の講演者達は「音楽を使った教育手段」について中心にそれぞれ教育のありかたについて意見を述べていただきました。

1.講演者:(Bradley Yaxley氏)/ 彼はどの先生でもなおかつミュージシャンでなくても音楽を使った教え方は効果的であると強調しました。

一 般的なアドバイスをすると、①相応しい教材を使うこと、②ちょっとした動きを取り入れた歌から始めていくこと、③子ども達が出したアイデアを受け入れまた 発案する機会を与えること④ペース感覚的な動きも加え継続性があること、⑤ことばの指示を最低限にして、⑥なおかつ子ども達が疲れなく退屈させないことで あるとともに、 授業で使う音楽は子ども達にとって効果的であると示していただきました。それから参考にいくつかの歌と指遊びを披露して頂きました。

2.講演者(Miles Kaizawa氏と,Anthony Guy氏)

どちらの方もリズムボックスを使ったチャンツ歌を披露し、教えて頂きました。リズムを通した教育は身体的な反応を示し子ども達が色々な言葉を何百回繰り返しても退屈させないと強調しました。

またリズムには簡単で楽しめる要素があり、なおかつリズムを取り入れた授業は生徒たちをより活発的に参加させ、また自信ある発言も期待できると述べました。

[第二部]:第二部におきましては、グループディスカッションによるもので、同じ議題である「音楽を教える時の手段」について中心に議論を交わしました。

中には、内容豊富なアイデアや意見が飛び交い今までの経験で得た事などを共有しこれからの音楽を使った授業にどう活かしていくか等議論しました。

次回のETJの会議は7月10日(日曜日)です。

議題は「教育手段においての心理学と手話について」講演者は Amy Szarkowski,Ph..宮崎国際大学 比較文化部 教授

今回の講演者の紹介

Bradley Edward Yaxley氏

オーストラリア出身。

19941995 一年間東京で英語教師として勤める

19962001 英語教師として働く。

20012005 現在、「Joey 英会話学校」の経営者である

Miles Kaizawa氏

USAのハワイ出身。日本に来て8年、英語教師として働き小学校で教えて3年になる

Anthony Guy氏

トリニダード・トバゴ共和国出身。プロのミュージシャンで、現在小学校のALTとして働いて3年になる。

    以 上

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